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パワーストーンに作り手の念が入っていない方がいい理由

パワーストーンのヒーリング効果に作り手の念は必要ないもの

パワーストーンを扱っていると、ときどき見聞きすることが「念を注ぎます」「パワーを注入しています」といったうたい文句です。

これには違和感を覚えることが多く、その理由を端的にいうならば、物への念は、それを身につけたり扱う人だけが、その人が持つ願いとともに吹き込むものだから。

それ以外の雑念は、要らぬお節介にしかならないからです。

パワーストーンの品質のところでもお話しましたが

▶参考記事:パワーストーンの品質について。価格とヒーリングの効果は相関するのだろうか?

人の知覚情報が身体の細胞間のシナプスによる電気信号からの反応だとするならば人にも電気が流れ、同時に磁場を生んでいるわけです。

地球のかけらである鉱物も電気物理学的な要素を持ちますから、当然、人の電磁波に反応します。

人が発する電磁の波に鉱物が反応し、その反応によって生じた小さな変化を感じられることが、鉱物を「パワーストーン」というのでしょう。

そして、その影響をある分野では「ヒーリング効果」というのかもしれません。

つまり、そもそも鉱物との交流によってヒーリングの効果が得られるわけですから、ヒーリング効果のために、他人の念を吹き込む必要などがないわけです。

また、それとは別に、もっと大事なことがあります。

「念」は見えないものだからこそ慎重になりたい理由

そもそも「念」とはいったい何でしょうか?

「念」とは、「それを発する人の望みそのもの」という表現ができると思います。

そして、いくら「念」が見えないからといっても、「念」を使って他人に干渉することは許されないことです。

ほんとうに力のある人がする行為ではないでしょう。

第一、どれだけ人のためだと言おうが、そもそも、念=「自分の望み」って、他人に託すようなものでしょうか?

託した自分の望みは、果たして、託された人のためになるのでしょうか?

いくら「その人のため」といっても、その念が入った石を身につけると、石からその念を受け取らざるを得ません。

念の入った石を身につけている人は、目に見えない刺激とともに、そこに入っている他人の念をいつも受け取っているようなものです。

同じ作用を繰り返しているうちに、それは無意識に刻まれ、その人にとって「当たり前」のこととなりますから、他人に入れられた念=その他人の望み、が、あたかも自分のものと錯覚してしまいます。

すると、自分のものと錯覚した「他人の望み」を生きる羽目になります。

そして、他人の望みのために動くことになるということは、自分の望みを生きていないのと同義です。

 

少し話は逸れますが……

たとえば、私は占い師という生業も営んでいますが、目に見えないものを扱う占い師は、本来、常に中庸な状態が求められます。

占う側のスタンスとして、占い師個人のフィルターがリーディングに入らないよう訓練するのは当たり前のことですが、それが未熟なまま占いをすると、相談者と依存関係を結んでしまい、占い師も相談者も、本来の自分の道を生き切ることができないようになってしまうことは、よく耳にすることです。

占い師も相談者も、お互いに依存した状態に陥りますから、相手の課題を自分のものと錯覚して、それを引き受けてしまいかねません。

他人の課題を引き受てしまう行為は、霊的な意味でも大変しんどいことですし、現実的にも、苦しく辛い状況に陥ることもあるでしょう。

なぜなら、他人に与えられた道を歩いてしまっているからです。

そして、占い師もヒーリングジュエリーやパワーストンブレスレットの作り手も、原則は同じです。

どれだけ目に見えないものを扱う力があっても、他人の道を本人に代わって歩くことはできません。

だからこそ、作り手はご依頼者の願いと石の動きが重なり、いつか必ず咲けるようにと祈りながら作品を仕上げることしかできず、一方で、自分の念を作品に宿し依頼者に干渉するのはもっての外だと言わざるを得ないのです。

少なくとも、自分の望みを成就したい人は自分が望む道を歩くことが最善ですから、他人の念が入った「念入りのパワーストーン」によってその道が害されることは本末転倒です。

本来、鉱物自体に自然のエネルギーが働いているのですから、それをそのまま素直に受け取ることができる作品に出会ってほしいものです。

UDENOWAの作品は真っ新な状態でご依頼者にお渡ししています

なおUDENOWAの作品は、たくさんの人による工程を経て鉱物がヒーリングストーンになっていることもあり、素材が発していたバラバラな方向の「気」や固有に宿していた「念」を鎮め、リセット(まっしろに)してお届けしています。

これには、長年ヒーリングジュエリーに携わってきた、UDENOWAの作品制作の協力者であるジュエリーブランドのオーナーのお力添えによるものですが、ヒーリングジュエリーが、お届けする方の「祈り」の方向を差すように作品作りをしています。

オーダーの際に想いをお伺いするのは、その人に合う石を見つけるためです。

決して、制作者がその人の代わりに念を吹き込むためではありません。

作品がお手元に届きましたら、それを身につける人が、その人自身が望むもののためだけに、はじめて念を送り込んでほしいと願います。

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